仕入れた商品が3ヶ月間ぐらい売れなくて不良在庫になってるよ・・・損をしない方法ないかな?
そんな悩みにお答えします。
本記事を読んでわかること
- 不良在庫は必ず発生する
- 不良在庫が出たときの対処法
- できるだけ不良在庫を出さないための仕入れ方法
こんにちは!フリーランスせどらー6年目のミナミです。
僕はAmazonせどりで毎月30~50万円程稼ぎ、法人としてせどりをメインに経営しております。
こちらは先月の売上/収益です。
このように実際に現役で稼いでおり、本記事に信頼性をもっていただけるかと思います。
今回は下記内容ついて順に説明をしていきます。
不良在庫は必ず発生します
まず最初に不良在庫と聞くと仕入れがヘタだからと思うかもしれませんが、プロのせどらーでも「必ず」不良在庫は発生してしまいます。
なぜ不良在庫が発生するのか?それにはこのような理由があります。
- 価格競争が起きて相場が安くなってしまった
- Amazon在庫が復活した
- お客さんから返品があった
このように日常的に想定外のことが起きるのが物販ビジネスです。
不良在庫は必ず発生してしまうので不良在庫が発生したことを気にすることはありません。
もちろん、経験不足でデータから仕入れ判断を読み間違えての不良在庫ということもありますが、それは経験値を増やしていけば仕入れ精度が上がっていきますので問題ありません。
むしろ、ちゃんと行動したから発生した不良在庫で、これが成長の糧となる「ナイス不良在庫」ですよ!
不良在庫は損切りして資金回収へ
でも、不良在庫を損切りして赤字をだすのがやだな~
気持は十分にわかります。でも損切りするメリットのほうが大きいです
例えば、1万円の商品を出品していて1つ売れると利益が1000円の商品が半年間不良在庫だったとしましょう。
不良在庫の対処方法としてAとBで考えてみましょう。
- A:半年後に利益1000円を得る
- B:-1000円の損切りして資金回収する
Aの場合は損切りせずに利益が1000円得られるので、一見良さそうです。
半年寝かせたけど赤字を出さずに1000円ゲット!
Bの場合は1000円の損切りをして9000円の資金回収をするので、赤字がでてしまいました。
しかし、9000円を次の仕入れに回して1ヶ月で1000円の利益を得られとして、それが半年続くことになったら6000円の利益を得られることになります。
つまり、損切り分の1000円を差し引いても5000円の利益を得られたということですね。
- Aの結果:半年後に1000円の利益を得られた
- Bの結果:半年後に5000円の利益を得られた
損切りしたほうがトータル利益が大きくなってる・・・!
自分の在庫基準を超えて不良在庫となったらすぐに損切りをして次の仕入れに回すことに徹底しましょう!
また、ここまで話してきたことに加えて不良在庫を抱えるデメリットが他にもあります。
- 不良在庫を置くスペースに限りがある
- AmazonFBAの場合は保管手数料がかかり続ける
- 不良在庫が棚卸資産となり支払う税金が上がってしまう
特に棚卸しは税金に直結して、税金自体は自分(会社)の資産を圧迫しつつ直接役に立たないのでやっかいです。
だからこそ、家電量販店やおもちゃ屋などは年度末にセールをしますよね。そのセールは損切りしてでも不良在庫を減らすことで棚卸資産を圧縮し、結果的に税金を減らす施策でもあるのです。
税金のことなんて考えてなったよ
棚卸し管理をしていないと予想以上の税金を払うことに・・・
返品された不良在庫を処理する方法
お客さんから返品された不良在庫を処理する方法は下記です。
- 中古品として販売
- リサイクルショップで買い取ってもらう
- 使う or あげる or 捨てる
まずは中古品として販売できないか商品の状態を確認しましょう。
中古品として売れる状態であればAmazon、ヤフオク、メルカリで販売すると良いです。
ヤフオクとメルカリはAmazonと比べて値段が下がりがちなので、Amazonで売れればラッキーぐらいの感覚で全部のプラットフォームに自己発送で出品して売れたら、すぐに他のプラットフォームの出品を停止するのもありだと思います。
次に中古品としてもなかなか売れないのであれば、スパッと諦めてリサイクルショップで買い取ってもらいましょう。
買取値段はプラットフォームと比べてガクッと落ちるので、捨てるのにお金がもらえちゃうぐらいの感覚でいたほうが良いですね。
最終手段として自分で使うもしくは誰かにあげるで、どうしようもなければ捨てるです。
タダでもらえるとなれば意外と喜ばれるかもしれませんよ!
僕の実家には返品されたオシャレなインテリアが飾られてます(笑)
不良在庫を減らす仕入れ
不良在庫を減らすには損切りが1番です。冒頭にも挙げたとおり予想外のできごとが発生して不良在庫が発生したなんてことは珍しくありません。
原因が自分自体の仕入れにあるのであれば、不良在庫をできるだけ抱えないように「利益額」ではなく「回転率」を意識した仕入れをしましょう。
回転率を意識した仕入れについて下記記事にまとめてますので、ぜひご参照ください。
また、○ヶ月間売れなかったら「不良在庫」として処分するルール作りもして徹底すると、感情的にならずに冷静に処分できますので、結果としてトータルの利益アップに繋がりますよ。
まとめ
不良在庫を処分したら部屋が広くなってスッキリしたし、次の仕入れも頑張ろうという気持ちになったよ!
不良在庫に怖がらず、仕入れはガンガンしていくのが吉ですね!
不良在庫は必ず発生するものの、そのことについては問題がありません。
しっかりとルールを作って不良在庫を冷静に処分していくことで、使える資金も多くなり仕入れの量も増えます。
せどりは数を売って利益を積み上げていくビジネスモデルですので、不良在庫を怖がらずにガンガン仕入れていきましょう!
コメント